微量のセシウム137を検出

巻機山で採取された原木ナメコに関して、福島原発事故による放射能汚染の影響をしらべるために、新潟県環境衛生中央研究所で検査をしてもらいました。

その結果、水洗いをしただけのナメコから、セシウム137が1キロ当たり12ベクレル検出されました。下ゆで処理をしたナメコからは、検出限界値(1キロ当たり10ベクレル)に達しませんでした。

2011年10月18日巻機山ナメコ放射線検査結果

政府が決めた食品の暫定基準値は、1キロ当たり500ベクレルですので、基準値を大きく下回る数字でした。

この検査では、同じ放射性物質のセシウム134が検出限界値以下となっています。134は半減期が2年半、137は20数年となっていて、今回の数字からは、検出されたセシウムは数十年前の大気中核実験の影響によるもので、半減期が短い134はすでに減衰してしまった可能性もあるとのことでした。

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